(1)運輸における諸政策・施策の整理
本調査では、これまで検討されている各種公 共事業のガイドラインなどの文献から政策効果 の類型化と評価手法について整理を行った。政 策目的の設定にあたっては、DOTの戦略目標 や運輸に求められる政策内容などから政策目的 の整理を行い、6つの政策目標(案)を設定し た。
運輸政策の経済効果に関する調査
政策の体系と政策目標(案)
政策(Policy) 行政課題への対応の基本方針 1.円滑なモビリティーの形成
2.効率的かつ安定的な輸送の確保 3.安全の確保
4.環境問題への対応 5.グローバル化への対応 6.国土の開発及び地域の発展
施策(Program) 基本方針を実現するための具体的ツール 事業(Project)
各施策(特に予算)の下の個別事務事業
2000.6 NO.
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運輸政策研究機構
研究調査報告書要旨
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(2)評価フローと評価様式の検討
(1)を踏まえ、運輸政策における経済効果を 検討していくにあたって、政策の企画立案→政 策の選択→政策の実施→企画立案へのフィード
バックといったサイクルを想定して政策評価の フローを作成するとともに、事前評価及び事後 評価を進めるにあたっての評価様式の作成を行 った。
政策評価の流れ図
運輸政策の評価書(案)【記載すべき項目】
1.問題点 2.政策の目的 3.政策の概要 4.考慮すべき代替案
5.効果・コストの分析(リスク分析を含む)
6.結論 7.意見交換
(3)効果・コスト分析及び効果帰着構成表の検討 政策評価の評価書(案)における「効果・コ スト分析(リスク分析も含む)」については、
実施しようとしている政策がどのような種類の 効果とコストをもたらすのか漏れなく抽出する とともに、それらの効果の定量化の可能性と帰 属先を把握する必要がある。これらの作業を標 準化するとともに効率的に進めるため、評
価対象の効果と定量化するための計測方法について まとめた「政策効果のチェックリスト(案)」及び 効果コストを帰属主体別に整理した「効果の帰属主 体別リスト」を運輸サービス(タクシー・バス・貨 物輸送・航路など)に関する施策と安全規制(自動 車・船舶・航空機など)に係わる施策について作成 した。
政策の効果とコストを把握するための流れ図